事務職にやりがいがない…と感じることがありますか?
お気持ちわかります。
なぜなら過去の私も同じように
って10年間も悩み続けていたからです。
しかし今は、事務職にやりがいがない…という悩みはゼロ!
\\退職後、自分に合った仕事を見つけました!//
そんな元事務職OLの私が
- 事務職にやりがいがないと感じる原因
- 抜け出すための対処法5選
を、具体的なエピソードも交えながら大暴露しちゃいます!
とはいえ、すぐに会社を辞めるのは現実的に難しいですよね。
そこで今回は、事務職のやりがいやメリットもあわせてご紹介します。
【事務職はやりがいはないけど手放すべき?】
の判断材料にぜひ使ってほしいです。
また、
というのもシェアします。
あなたに置き換えていろいろ想像しながら読み進めてくださいね!
事務職にやりがいがない原因の多くは単調作業!
事務職にやりがいがない原因を冷静に分析しました。
そのほか、事務職がやりがいがないと感じる原因を5つに分解しました。
あなたも思い当たることがあるのではないでしょうか?
原因1:単調作業だから
事務職にやりがいがないと感じる原因のひとつ目は、単調作業!
事務職は、毎日・毎月やることが大体決まっています。
なんなら、ひとつひとつの業務もやり方が決まっています。
例えば、私がやっていた経理処理だったら
- 他社からの請求書が届く
- 経理伝票を作る
- 精算システムへ打ち込む
これが決まった流れです。
あまり頭を使うことなく、単純に同じ作業を繰り返すのみ。
他に事務職の仕事は
- 備品購入・管理
- コピーとり
- 郵便物の仕分け
- 郵便の発送
- 電話の取り継ぎ
- 書類作成
- ファイリングや整理
- データ入力
などがあります。
一方、あれこれ自分で考える仕事は単調作業とは違います。
例えば、アパレル店のバイヤーだったら
- 来シーズンの目玉商品を何にするか
- 目玉商品をどこで仕入れるか
- 仕入れるためのスケジュールは
- 価格設定は
- 原価はどれぐらいまでか
- 何着仕入れるか
これら全てを自分で考えて動きます。
自分で考えるだけでなく、社内での調整や他社との交渉などやることは山ほど!
大変かもしれませんが、自分の意見や考えが反映できるので単調作業の事務職よりやりがいがありそうですよね。
原因2:成果が見えにくく評価に反映されないから
事務職にやりがいがないと感じる原因のふたつ目は、成果が見えにくいこと。
どんなに見やすいエクセル管理表を作っても、誰よりも早く事務仕事を終わらせても、多くの頼まれごとをさばいても、営業職のように数字で成果を表すのは難しいです。
そもそもですが、事務職は成果ではなく正確性を求められます。
しかし、事務職OL時代にこんなモヤっとしたことがありました。
この人事面談、ボーナス査定のために年に2回行われていました。
事務職は正確性を求められているのに、ボーナス査定の時だけ成果を求められる矛盾…
これって、事務職は評価に反映されづらいと言われているようなものです。
どれだけ頑張ったとしても評価がされない
となれば、事務職はやりがいがないと感じても仕方がないですね。
原因3:給料が安く上がりにくいから
事務職にやりがいがないと感じる原因のみっつ目は、給料が安く上がりにくい傾向にあるからです。
事務職の平均給与は下の画像のとおりです。

引用:doda:平均年収ランキング(職種・職業別)【最新版】
なんと下から2番目という結果…
また、事務職の給料は上がりにくいです。
ちなみに私が在籍していた会社は、年次が上がるごとに月給1,000円だけ上がりました。
事務職は他の業種と比べても給料が安いし上がらない!
やりがいがなくても、給料が良ければ我慢もできますが…
それもないのに事務職でやりがいを見出すのも難しいですよね。
原因4:仕事の全体像がわかっていないから
事務職にやりがいがないと感じる原因のよっつ目は、仕事の全体像がわかりにくいからです。
と感じていました。
つまり事務職の仕事は、地図上で自分の現在地がわからない状態と同じなんです。
ちょっと抽象的なので、経理事務の仕事を例に挙げて説明しますね。
来月からクライアントAから届く請求書を担当することになったあなた。先輩から業務引き継ぎを受けています。
このように仕事の全体像やその業務をする理由がわからないモノって結構あるんです。
誰に詳細を確認すればいいのかさえ不明。
結局、言われたとおりに機械的にやるしかありません。
私はこれがとにかくストレスでした…
その理由は、何かイレギュラーなことがあった時にスルーしてしまう可能性があるからです。
仕事の意味やバックグラウンドを知らなかったらどうなるでしょう??
- 気が付かずいつも通り経理伝票を作成
- 間違った金額でクライアントへ支払う
- クライアントからクレームが来るかも
- 次月以降で正しい金額で精算(倍以上の手間)
- 決算をまたいでいたら始末書を書く羽目に
怖いですよね…
言われた通りに作業しただけなのに、知らない間にミスってる!なんてことは日常茶飯事。
クライアントから怒られたり、始末書を書かされたり理不尽なことにも耐えるしかないんですよね。
このような理不尽なことが繰り返されると【事務職=やりがいがない】と思ってしまうのも当たり前です。
もし全体像(線)がわかっていれば、自分の仕事(点)へどう影響するのかわかります。
今回の例で言うと、
- いつもと違う数字に気がつける
- どうしてそうなっているか想像できる
- どこの誰に確認すればいいか察しがつく
- 経理ミスを回避できた
という結果になっていたでしょう。
もし引き継ぎの時点で、
って説明があれば、全然違いますよね。
しかし事務職は、全体が決まってから仕事が降りてくることが多いです。
このことが事務職はやりがいがない!と感じる原因になっています。
原因5:自分の力が発揮できないから
事務職にやりがいがないと感じる原因の最後は、自分の力が発揮できないことです。
事務職は、もくもくと机に向かって決まった作業を淡々とこなすことが求められます。
個人の力や能力は必要ないので、事務職は誰がやっても同じ仕事。
営業職なんかは、誰がやっても同じではありませんね。
大変かもしれないですが、自分が必要とされている実感があればやりがいも感じます。
先ほど例に挙げたバイヤーの仕事も、
こうなればやりがいもアップしますね!
事務職にやりがいがないと感じながら続けるデメリット
事務職にやりがいがないと感じながらもなんとなく続けている…
そういう人は意外に多いです。
事務職にやりがいがないと感じながら続けているデメリットはズバリ!
【スキルが身に付かず成長がないこと】
これに尽きます。
どういうことかというと、
こんな感じで仕事に対する意識が下向きになっています。
なので、作業に慣れる以外のスキルは身につきようがないんです。
一方、仕事への意欲があれば
という感じで意識が上向きになり、成長につながります。
普通の社会人であれば1日の大半が仕事です。
仕事を通してスキルを身につけ、成長ができた方が人生が豊かになると思いませんか?
スキルがあなたの支えとなり、希望の会社へ転職できるかもしれません。
1日8時間、『やりがいないな〜めんどくさいな〜』って思いながらずっと仕事を続けるのって苦痛ですよね…
転職以外の対処法8選
事務職にやりがいがないと感じたらやるべき対処法をまとめました。
事務職から転職したい…と考えても、なんとなく弱腰になってしまいます。
- 医師
- 歯科衛生士
- 会計士
- 弁護士
- 税理士
- 看護師
- 調理師
などなど、特別な資格がなくてもできてしまう事務職。
って思っていました。
でも良く考えたら、○○士みたいな資格がなくても転職に成功している人はたくさんいます。
事務職にやりがいがないならどうすればいいのか、転職以外の方法5選を紹介します。
1:同僚や家族に相談する
事務職にやりがいがないと感じたらやるべき対処法の最初は、誰かに相談することです。
信頼できる同僚に話を聞いてもらえればベスト。
家族でもいいですが、同僚はあなたの仕事ぶりもわかるのでより具体的な話までできます。
あなたが考えつかなかった画期的なアドバイスがもらえるかもしれません。
1人で抱え込まず、身近な人に相談してみましょう!
私も信頼していた同僚に相談し『異動したら今の環境が変わるかもよ?』と背中を押されました。
しかも、
と、ナイスな情報までゲット!
私はさっそくYさんに面談のお願いを取り付け、企画部門の事務職へ異動したいことを伝えました。
結果、企画部門への異動がかなったんです!
あの時は泣くほど嬉しかったですね。いや、泣きました。
2:異動願いを出す
事務職にやりがいがないと感じたなら、異動願いを出すこともアリです。
部署が違えば、違う会社か?!と思うほど仕事が変わります。
私も【営業事務部門から企画系事務部門】に異動しましたが、全く別の環境になり仕事内容もかなり変わりました。
私が異動した<企画系事務部門>は、部署の性質上毎日新しいことが舞い込んできました。
おかげで、単調作業のために事務職はやりがいがない!という状態はなくなったんです。
このように異動願いをすることで、悩みが解決できることもあります。
精神的に限界がきている場合を除き『この仕事がやりたい!』など前向きな理由を考えましょう。
事務職とひとくくりに言っても、部署によって任される仕事の範囲や内容が全然違います。
他部署の仕事で『これならできそう、やってみたい』というものがあるかもしれません。
まずは同僚のツテを使ってリサーチすることから始めてみてはいかがでしょうか。
3:スキルアップする
事務職にやりがいがないと感じたなら、スキルアップしてみてはどうでしょうか。
事務職で使えそうな資格は以下のとおりです。
- 日商簿記
- マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)
- ITパスポート
- 秘書検定
- その他業界に関わる検定や資格
マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)とは、ワードやエクセルの資格です。
この資格のおかげで、エクセルシートを作ったり既存のもの使いやすく改訂したり役に立ちました。
光=ワードやエクセルのプロ
と、頼られることが増えとても嬉しかったです。
などなど、”部署で一番のエクセル屋さん”になりました。
自分にしかできないことを頼られたり、お願いされるとやりがいにつながりますね。
もうひとつの隠れたメリットは、余計な雑用をお願いされなくなることです。
【光=エクセルの担当】
と認識され、誰でもできるような”雑用”があまり回ってこなくなりました。
- コピーとり
- お茶だし
- ファイリング
- 手土産の購入
言い方は良くないですが、誰がやっても同じですよね。
雑用ばかり回ってきては、事務職にやりがいがないと感じてしまいます。
何かのスキルを武器にして、自然と雑用が回されなくなるポジションを確立しましょう!
マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)なら、1日1時間1〜3ヶ月程度勉強すればOK!
取得までに何年もかかる専門性が高い資格よりは、費用も労力も抑えられます。
たった数ヶ月で事務職にやりがいがない状態から抜け出せるかもしれません。
ぜひ一度検討してみてくださいね!
4:休職する
事務職にやりがいがないと感じ、本当に辛くなってしまったら、休職することもアリです。
『事務職にやりがない…会社だるいな…』
と思っていても、実際に会社に行ける状態では休職はできません。
仮に、以下の状態になってしまったらすぐに精神科医を受診してください。
- 朝ベッドから起きられない
- 悲しくないのに涙が出てくる
- 玄関から一歩足が出ない
- 会社が近づくと胸が苦しくなる
- 楽しめていたことに興味がなくなる
- 食事が喉を通らない
- 1日中ぼーっとしてしまう
- 何もやる気が起きない
- SNSのリア充な投稿を見れなくなった
- 仕事のことを考えると吐き気がする
実は私も同じ経験があります。
2日ほど突発で会社を休んだことがあります。
だるくて朝ベッドから起き上がるのも精一杯で、勝手に涙があふれ出る始末。
幸い2日休み土日を挟んだので、翌週から会社に行けました。
もし精神的にヤバいな..と感じたら、休職も視野に入れて会社の制度を調べておきましょう。
休職している間に考えたいことは…
- いつ復職するのか
- 復職せずに退職するか
- 復職するなら配置換えを希望するか
ですね。
すぐには考えられないはずなので、しばらく経ってから少しづつ現実と向き合っても遅くはありませんよ。
5:転職サイトに登録する
事務職にやりがいがないと感じたなら、転職サイトに登録してみましょう!
転職サイトに登録したからといって、必ず転職しないといけないわけではありません。
ハタラクティブなら会員登録(無料)後、仕事に関するいろいろな相談ができます。
登録も相談も無料ってありがたいですよね。
登録は簡単で、3分程度で完了します。
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登録すれば求人情報をいつでも見れます。
こんな仕事もあるんだ〜って見るだけでも興味深いですよ!
あなたが惹かれる仕事があるかもしれません。
事務職はやりがいがないと正直に相談し、なぜやりがいがないのか?
今の状況から掘り下げて考えてくれます。
全く考えつかなかった【業界を変えて事務職を軸に転職活動をする】と提案いただきました。
今お話しした体験談は私の場合なので、あなたにも当てはまるとは限りません。
今の状況を伝え、個々のアドバイスをいただけるのは転職エージェントの多大なるメリットです。
『事務職にやりがいがない、けど他にやりたいこともない』
それなら転職や就職のプロに一度相談し、客観的にアドバイスをもらうことをおススメします!
事務職にもやりがいはある!
事務職にやりがいがない…と思う時もあればやりがいを感じたこともあります。
具体的なエピソードを披露しますので【事務職はやりがいはないけど手放すべき?】の判断材料にぜひ使ってください。
- 人から感謝された時
- 業務がスムーズに片付いた時
- ミスなく仕事を完了した時
例えば、
なんて急な依頼があったとします。
簡単に見えますが、意外とやることが多いんです。
- 20人程度が入れる会議室の予約
- 資料のコピーと綴じ作業
- お茶出しの手配
- 予約済みの会議室のキャンセル
私が勤めていた会社は、東京オフィスで1000人程度が働いていました。
なので会議室の予約が終日埋まっていることもしばしば。
大人数が収容できる広めの部屋は少なかったので、急な変更願いにはヒヤっとします。
場合によっては場所を譲ってもらえないか、別の人に交渉する必要もありました。
コピー機の台数も限られていて、大量印刷は時間もかかるのでノンビリしていたら間に合いません。
時には会議直前に
なんて無茶ぶりも…
それでも、自分の作業の手を止めてやるしかないんです。
お茶だしだって、簡単にできる時ばかりではありません。
ちょうどその時間に別の仕事があれば、他の誰かにお願いする必要があります。
ですが他の誰かがすぐつかまるとも限らないですよね。
誰もつかまらず自分もお茶出しが難しければ、事前にペットボトルを並べておくことを考えます。
となると、買いに行かなければいけません。(しかも20本…)
これらのことをスムーズに手配でき、時間に間に合えばほっと一安心です。
なんて感謝されればやりがいになります。
頼まれた仕事をミスなくスムーズに完了し、人から感謝された時はやりがいを感じました。
- 残業が少ない
- 残業の見通しが立つ
- アフター6を充実できる
- アップダウンが少ない
- 天候に左右されない
- 体がラク
事務職の最大のメリットは残業が少ないことです。
経理事務を担当していたときは、決算月は残業が増えましたがある程度見通しがたちます。
また、寒い日は暖かく暑い日は涼しいオフィスでアイスコーヒーを片手に作業ができるので快適。(冷房がききすぎて寒い時もありましたが…)
肉体労働ではないので体も楽でした。
このようなメリットが全て整っているのは、事務職以外は難しいと思います。
事務職が向いているのは几帳面なサポート好きな人
13年のOL経験を経て、事務職が向いている人の特徴がわかりました。
- 几帳面
- サポート好き
- 気配り上手
- コツコツ作業が得意
特に、事務職は几帳面でサポート好きな人が向いています。
事務職は雑用が多いとお伝えしましたが、数字を扱うことも多く間違えたら大事になることもあるんです。
なので、几帳面で細かいことにもよく気がつける人は向いています。
しかし表に立つ職種ではないので、あくまで営業マンのサポート役です。
反対に、大雑把でどんぶり勘定な性格の人は向いていません。
まとめ
事務職にやりがいがないと感じる原因と、転職以外の失敗しない対処法5選を中心にご紹介しました。
原因の多くは単調作業であること。もしあなたの会社にさまざまな部署があれば、異動することで問題解決できる場合もあります。
しかし異動が難しかったり、希望が通らない場合は転職の文字がチラつきますよね。
転職活動を闇雲に始めるのではなく、まずは転職サイトに登録しアドバイザーから客観的なアドバイスをもらうことをおすすめします。
私も実際に転職エージェントのアドバイザーに相談し、思いもつかなかった考え方に目が覚めました。
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実際に転職するかどうかは別として、悩みを一緒に考えて最適なアドバイスをくれるプロの存在はとても心強いですよ。