やりたくて就いたはずの事務職。
ところが、長く続ければ事務職の悪い面が目につくようになります。
など不満を感じ始めていませんか?
もしくは、
なんてネガティブな感情が出てきて
やめる?続ける??
でも事務職やめるのもったいない???
ぐるぐる頭の中で考え込んでしまっていませんか?
そのお気持ち、すごくわかります!
なぜなら私も同じように悩んでいたからです。
この記事では、
- 事務職に向いてなかったエピソード
- 事務職に向いている性格
- 事務職を継続するメリット・デメリット
- 事務職をやめるメリット・デメリット
- 実際に事務職をやめてどうだったのか
- 事務職はAIに仕事をうばわれるか
これらの切り口から、事務職をやめるのはもったいないかどうか?について掘り下げます。
『事務職をやめたいけど、もったいない気がする…』
とジレンマを感じているあなたの参考になれば幸いです。
事務職をやめるのはもったいない?
結論、事務職をやめるのはもったいないです。
ただし以下に当てはまる場合に限ります。
- 事務職以外にこれといってやりたいことがない
- 正社員である
- 人間関係に不満がない
- 給料や条件面に満足している
- キャリアアップより趣味を充実させたい
全てに当てはまる必要はありませんが、特に
- 事務職以外にやりたいことがない
- 正社員である
場合は、すぐに事務職をやめるのはもったいないです。
知っていますか?
事務職は人気職種で、特に転職の場合は狭き門なんです。
それも正社員を希望するならなおのこと。
私も転職活動をしたことがありますが、事務職の求人倍率は凄まじかったです。
採用枠ひとりに対して応募件数が3桁なんてザラ!
転職エージェントの担当者さんも
と教えてくださいました。
『やりたいことはないけど、事務職やめたい〜』
というのは、贅沢な悩みと痛感しました。
もしあなたが、事務職をやめたいけどもったいない?と思っていて
- 事務職以外にやりたいことがない
- 正社員である
なら一旦立ち止まって考えてみてください。
やめるのはいつでもできます!
- 異動願いを出す
- 本当にやりたいことを考える
- やりたいことができる方法を考える
- それは今の会社では実現できないか
を考え抜いてみましょう。
これらはまた別記事でご紹介しますね!
事務職に向いてなかったと感じたエピソード
事務職歴14年の私ですが、向いてなかったかも?!と感じたエピソードはいくつかあります。そのうち厳選したものは以下の3つです。
エピソード1:致命的でないけどうっかりミスをする
事務職に向いてなかったと思うエピソードのひとつ目は、うっかりミスが多かったことです。
小さな事務ミスが会社全体を巻き込む大事件に発展!
なんてケースも中にはあります。
幸い私はそこまで大きなミスにつながったことはないですが、
- 違うフォーマットに入力していた
- 来客用に用意するお茶菓子の個数を間違えた
- 会議室予約時間を30分長く取ってしまった
などなど、よく確認すれば防げた小さなミスを起こしていました。
これらは修正すればなんとかなりますが、余計な時間を取ってしまいます。
修正するための15分で別の業務ができたはず。
小さなミスだとしても、リカバリーするための時間がもったいないです。
チリツモで30分や1時間無駄にした!なんてあり得ますよね。
エピソード2:やりがいを感じにくいモヤモヤ
事務職が向いてなかったと感じたエピソードのふたつ目は、やりがいを感じにくいモヤモヤを抱えていたことです。
事務職の仕事は
- 決められたことを
- 限りなく正確に
- 淡々とこなす
ことが求められます。
例えば、上司からこんな依頼を受けたとします。
この仕事を依頼した上司は、A列が埋まった表を何かに使いたいのでしょう。
これって、ただの単純作業で誰がやっても同じことですよね。
そこが事務職のメリットな反面、やりがいはあまり感じられずモヤモヤしていました。
エピソード3:電話応対でお客様を怒らせてしまった
事務職に向いてなかったと感じるエピソードのみっつ目は、電話応対でお客様を怒らせてしまったことです。
電話は対面と違い、細かい説明が難しいです。
まだ新人だったころ、言葉が足りず言い回しも下手でお客様に迷惑かけたことが何回もあります。
その度に、事務職向いてないな…と落ち込みました。
事務職に向いている性格とは
事務職に向いている性格の特徴はズバリ!
気が利くことだと思います。
気が利く人は、
- 小さなことにも気がつく
- さりげなくフォローする
- 先回りして仕事を進める
こんな人が職場にいたら、事務職に限らず重宝されますよね。
例えば、
あれ?なんかこの数字がいつもと違う
そろそろ○○社から請求書がくるのに来ない
など、小さな違和感にも気が付きます。
こういった小さな違和感は結構大事です。
結果的に大きなミスを回避できたり、やり方を改善したりプラスに働きます。
まさに縁の下の力持ち的存在ですね!
営業成績でトップを走ったり、接客スキルの全国大会で1位を獲得!
といった派手なことはないですが、気が利く人は事務職に向いている性格だと思います。
事務職を継続するメリットデメリット
事務職を継続するメリットとデメリットをご紹介します。
『今すぐ事務職をやめるのはもったいない。けどいつかやめたい』
と感じているなら、当てはまることを想像しながら読み進めてください。
メリット
事務職を継続するメリットは、なんといってもプライベートな時間がとりやすいことです。
業界や部署によって繁忙期は残業が増えることもあるでしょう。
しかしそれは一時的なもので、普段は残業ゼロがほとんどです。
残業がない分、プライベートな予定が組みやすいことは大きなメリットではないでしょうか。
- 資格の勉強
- 趣味や習い事
- 友人や家族と過ごす時間に充てる
私もホットヨガに週3で通った結果4キロのダイエットに成功したり、先輩と料理教室に通ったり、おしゃれなバルで女子会をしたりと、プライベートな時間を楽しみました!
デメリット
事務職を継続するデメリットは、仕事を通じて大きな成長を感じにくいことです。
事務職は仕事の性質上どうしても単純作業がメインになります。
ゼロとは言いませんが、仕事を通じて大きな成長を感じることは少なかったです。
成長したことといえば、
- エクセルやワードが使えるようになった
- 電卓を打つのが早くなった
- タッチタイピングができるようになった
- 電話の取次がスムーズにできるようになった
上記の共通点は、”作業が早くできるようになった”ことですね。
う〜ん…ちょっと地味ですよね笑
もちろんそれだって成長ですが、感動するほどでもありません。(少なくとも私はそうでした)
あなたが仕事を通じて大きな成長を求める場合や、転職やスキルアップを目指すなら事務職の継続は少し考えたほうがいいかもしれません。
事務職をやめるメリットデメリット
事務職をやめるメリットデメリットをご紹介します。
事務職をやめるのはもったいないと強く感じるからこそ、メリットデメリットも知っておきたいですよね。
メリット
事務職をやめるメリットは、より良い環境を得る可能性があることです。
※会社自体を辞める場合を想定
全てがリセットされるので、これらのことに不満があるなら改善の可能性があります。
特に、仕事内容ややりがいに不満があった場合はかなり改善されるでしょう。
事務職を辞めて実際どうだったのかは、この後私の体験談でお話しいたします。
デメリット
事務職をやめるデメリットは、安定した生活スタイルが変わってしまうことです。
会社が変われば物理的に通勤経路などが変更になります。
環境がガラリと変わるので、最初のうちは慣れるまで大変でしょう。
しかしそれは一時的なもので、3ヶ月もすれば当たり前になります。
人間関係も、誰も知らないところへ飛び込むので最初はストレスを感じるかもしれません。
でもこれも、そのうち慣れます。
仕事内容もしかりです。
新入社員だった頃を思い出してみてください。
3ヶ月、半年…と、時が経つにつれて全て慣れましたよね。
一生慣れないままなんてことあり得ません。
【体験談】事務職をやめてわかったこと
事務職をやめてわかったことは、安定感を求める人にオススメということです。
- 成績次第で給料がアップダウンする
- 残業が当たり前なブラック労働
- 休みが取りにくく有給消化できない
こんなことには無縁な世界です。
(最後の”有給消化できない”は、会社の空気にもよりますが…)
少なくとも私が勤めていた会社では、私も含めてほぼ全ての同僚が
と口を揃えて言いました。
- 給料が安定している
- 残業がほぼない(あっても一時的)
- 休みの都合がつけやすい
こんなメリットがあります。
他には…
- 肉体労働ではないので体が疲れない
- 夏は涼しく冬は暖かいオフィスで快適!
- 土日休みで家族や友人と都合が合わせやすい
- 仕事が難しくない
などです。
仕事内容や条件を重視し、プライベートを安定させたかった私には合っていたので14年も継続できました。
しかし、だんだんと仕事に求めることが変化し
と思って退職したことも事実です。
今だからこそ言えますが、人によっては事務職を辞めるのはもったいないと思います。
事務職はAIに取って代わられるか
事務職の仕事はAIに奪われるかもしれないと言われています。
AIに奪われると言われる原因は、一般的に事務職=誰でもできる単純作業と認識されているからでしょう。
実際はそうでもありません。
これらは、AIではできないことです。
例えば『新規サービス開始のための顧客リストアップ』が必要になったとします。
ここで想定される単純作業は、顧客リストをデータベースにまとめることです。
この単純作業をするためにやるべきことは、
- 欲しい顧客リストの属性を考える
- その属性で漏れがないかチームや部署で確認する
- メンバーでわからなければ知っている人を探す
- 抽出方法を考える(使うツールや条件の指定)
- 顧客リストを試しに抽出する
- お試しリストの整合性を確認する
- 確認できたらマニュアル化する
- エクセルでリスト表を作る
ざっと考えただけでこれだけあります。きっとこれ以外にもあるでしょう。
画一的なことしかできないAIではなく、人間のアタマが必要不可欠だと思いませんか?
つまり”単純作業に落とし込むための仕事”はヒトにしかできないってことです。
ですから、単純作業はAIにお任せしてそれ以外に集中できると考えればいいのです。
事務職はAIに取って代わられるのではなく、上手に付き合えば当面は問題ないでしょう。
まとめ
事務職をやめるのはもったいない一番の理由は、人気職種で狭き門だからです。
仮にあなたが、どうしても就きたい仕事があるなら話は別ですが、なんとなくやめたいと思うなら一度立ち止まってください。
事務職を継続するメリットデメリット、やめるメリットデメリット、向いている性格、私自身が向いてなかったと感じたエピソードをご紹介しました。
ぜひ、あなたの場合と比べて考えて欲しいです。
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